海沿いの道から東に進路変更してしばらく走ると到着したのは日本最北の温泉郷、豊富温泉 『川島旅館』というとてもお洒落な温泉宿で日帰り温泉してきました
ここの温泉は石油の匂いのする温泉で少しとろんとしたいかにもききそうなお湯でした 実際肌にはとてもいいみたいです 今回はあまり時間がなくてゆっくり入ることができなかったのでいつかまた今度は泊まって、思う存分この温泉につかりたいと思いました
豊富温泉のすぐ近くには大草原の牧場があって広々とした牧草地の丘陵で牛たちが長閑に草を喰んでいました 道端には牛の反射鏡なんかあってちょっと笑ってしまいました
そしていよいよ日本最北端の地稚内に向けて出発 もうこの辺りはもはや私が知ってる日本の風景ではありませんでした 次々に現れる雄大な景色に感動しっぱなしでした
突然奇跡のように現れた赤煉瓦の建物の廃墟、カモメが戯れる昆布の香りのする海辺、天国に続いてるかのような白い貝殻の道、氷河によって削られた日本離れした丘陵…などなど 私の拙い写真ですがお楽しみいただけたらと思います
日も暮れかかった頃ようやく宗谷岬に辿り着きました 海の向こうには薄らサハリンが見えました 夕陽に照らされた灯台と折鶴を模した祈りの塔を見て帰路につきました