猫と話せたら・・

asacafe2008-09-13

『グーグーだって猫である』を観てきました 小泉今日子が演じる主人公が私と同じ名前ってことと、最近気になってる加瀬亮が出てること そしてなんてったって猫が大好きだから、観ないわけにはいかなかったんです、この映画 
私は天才漫画家ではないけど、この主人公の立場や気持ちはなんか共感できるっていうか・・・ 寂しさや孤独もあるけど、ささやかな楽しみやうれしいこともあって、そうやって人みんなは生きて行くんだなぁって あたりまえのことなんですけど、そんなことをかんじる映画でした 
この映画の中で一番スキなのは、主人公が前に飼ってた猫の“サバ”と夢の中で再開して話をするシーンです “サバ”は人間の女の子の姿になってて、2人で「こんなことあったね・・」っていう話をするんです 
私も大学生の頃猫を飼ってました 友達が捨て猫の兄弟を拾ってきて、みんなに振り分けたんです 「asaちゃんの猫はケースケね! あっトイレはちゃんとしつけといたから」って言って渡されてしまいました 最初は戸惑ったしたいへんだったけど、ケースケと暮らす日々はいつの間にか私にとってかけがえのないものになってました 勝手気ままなくせに寂しがりやで甘えんぼで・・・ 私が帰ってきてドアを開けると必ず玄関で「にゃー!」って迎えてくれるし、トイレやお風呂に入ってると寂しがって鳴くし、ベランダから「ケースケー!」って呼ぶと遠くからでも猛ダッシュで帰ってくるし、私が本気で怒るとベッドの下に隠れるし 思い出すときりがありません 
卒業して大阪に出ることになったので、ケースケを友達に飼ってもらうことになりました さすがに大阪には連れていけないですから ケースケにとってもその方がきっと幸せなんじゃないかなって思ったし・・・ でもほんとはケースケはどう思ってたんだろう? この映画を観てふっとそんなことを考えました 夢の中でもいいから逢って話せたらいいな