風薫る 5月の北陸旅 その五

asacafe2017-05-21


北陸旅2日目の宿は能登半島のほぼ先端部分にある『湯宿 さか本』です



とても小さな宿で部屋の大きさや設備もミニマム 宿帳も書かかないし宿や食事の説明もこちらから聞かないと教えてくれない …などなど驚きの連続でした(笑)
でも慣れてくるとこの宿の魅力にどんどんハマってきて最後には大好きになってしまってるという不思議な宿なんです




まず魅力その1は簡素ながらも宿全体にセンスが感じられること 例えば洗面所 半屋外ってのに最初気をとられまくってたけどよくよく見るととても洗練されていて美しいのです
お風呂もお風呂椅子がないことに戸惑ったけど、窓から見える竹林がまるで切り取られた絵のようなことに感動して椅子のことはどーでもよくなりました(笑)



魅力その2は食事 決して贅沢な素材ではないけれど地元で採れたものを丁寧に料理してることがわかります お料理もお酒もしみじみおいしかったです ただ料理やお酒についての説明はなくて「これなんだろね?」とか言いながら食べてました あっでも聞けばちゃんと丁寧に教えてくれますよ




朝は揚げたてのがんもどきや山菜、お漬物といったこれも奇をてらったものは一つもないけれど幸せな気分になれるごはんでした






そしてそして『さか本』の魅力その3はゲストハウス
夜、宿の見取図を見て初めてここがあることを知り、朝散歩がてら行ってみると… 池の畔に草屋根のゲストハウスがあってここが思った以上に素敵だったのです
バードウォッチングができそうな小窓とオットマンつきのリクライニングチェア コーヒー紅茶、お茶も自由に飲めるし冷蔵庫には手作りクッキーまで! オーディオもあって心地よい音楽を聴きながら穏やかな時間を過ごしました
もうこのゲストハウスでこの宿の虜になってしまいました ここがあることに気付いてほんとによかった(笑)
今度は紅葉か桜の季節に来てみたい‼ と本気で思っています