流れる景色に音と遊ぶ 

asacafe2010-06-12

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『soramimibunco』では今栗原洋子さんの写真展「なつかしい声」が開催されています 12の言葉をイメージした栗原さんの写真と、同じ言葉からイメージして作られた田辺玄さんの音楽とのコラボです
その玄さんと栗原さんが『soramimibunco』の周りを歩いて集めてきた音と写真で、今日はライブ&スライドショーです
玄さんの音楽は今まで見たこともないような形で奏でられました まずは、その場で作り出すいろんな音を記憶させ重ねて繰り返し流します それはガラスコップの中の氷を混ぜるカラカラの音だったり、ちっちゃいマラカスみたいなものから発せられるシャカシャカな音だったり・・・ ハーモニカや笛やピアノ(?)の音もここでは主役ではなく脇役として、背景の音に輪唱のように重ねられていきます その音たちは、予想のつかない旋律なのに決して不快ではない、夢の中にいるような気分になる音なのでした 
スライドショーで流れる写真には特別なものは何一つ写ってないけど、なにか優しいドラマや映画を観ているような感覚に陥ってしまいました それが玄さんの音楽のせいなのか、寝不足の体にしみわたっていったBEERのせいなのか・・・? 
夜の『soramimibunco』もステキでした