『梅田ガーデンシネマ』に《西の魔女が死んだ》を観に行ってきました 地下道を抜けて辿り着いたこの場所は私のお気に入りです 街の喧騒から逃れて静かに佇む大きなビルは都会の象徴のようにも見えるけど私にはどこか優しげに見えるんです
そして映画のお話ですが・・・結論から言うと、ものすごく泣きました 悲しい涙ではなくて・・・なんなんだろ？ 普通に言うと感動の涙なんですけど、そんな一言では言い表せない深い涙のような気がします 最後はもちろんポロポロ涙がこぼれて、今日ほどエンドロールがもっと続いてほしいと思ったことはありませんでした（《北京バイオリン》以来です） 映画の途中でも「なんでここで？」ってとこで自然に涙が溢れてきてどうしようかと思いました 家族からの無償の愛と自然の中で人間らしく生きること、そして死ぬことは怖くないよってことを教えてくれる物語です
花がいっぱいのお庭や裏山の野いちご、満天の星空、花や葉っぱを浮かべたハーブティー・・・ターシャ・デューダのような日々を楽しむ生活を見られるのもこの映画の楽しみです 心の中が爽やかになった気分になれますよ、きっと
映画の後、トイレの窓から見えた庭があまりにもステキで（というかあまりにも映画の庭とリンクしてたので）急いでその庭に下りて行きました こんな大きな、しかも大阪を代表すると言っても過言ではないピカピカのビルの足元には、思いがけず自然がたくさんありました 庭やビルの向こうの空を眺めたり、ベンチに座ってボーッとしたり、ゆっくりとお散歩したり・・・ ここに来てる人たちはみんな穏やかな顔をしていました きっと私も・・・
